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豊島教会新聞 2020年4月号 主任司祭 巻頭言

  

主のご復活おめでとうございます!

 

『神の裁きの時ではなく生き方をあらためる時』 教皇フランシスコ           

                                                           主任司祭  アシジのフランシスコ 田中隆弘

 

 菊地功大司教様からのお知らせをお伝えします。

 

   日本政府による緊急事態宣言を受けて 

   4月7日付で、政府から今回の新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、緊急事態宣言が発表されます。東京都と千葉県は、その対象地域の中に入っております。期限は一ヶ月と報道されています。

         東京教区としては、3月24日付で発表した 「新型コロナウイルス感染症に伴う3月30日以降の対応」 に基づいて「感染しない、感染させない」 ことを念頭に、自分の身を守るだけではなく他の方々への十分な配慮をもって、対応を続けてまいります。 同文書では、

「当面の間」 として、主日のミサの義務の免除と、公開ミサの中止を定めております。 

        これについては、残念ですが、少なくとも緊急事態宣言が解除される5月9日頃までは、継続せざるをえません。4月末を目途に、ゴールデンウィーク以降の対応について、あらためてお知らせいたします。

        死に打ち勝って復活された主イエスは、新しいいのちの希望を、わたしたちに与えています。困難な状況の中にあるからこそ、わたしたちは孤独の鎖を打ち砕き互いに支え合って立ち上がり、希望の光を社会の中に掲げたいと思います。互いに集まることができないとしても、信仰によって結ばれていることをあらためて自覚し、目に見えない霊的な教会共同体に属していることを思い起こしましょう。

 一人ひとりのいのちを守ることを最優先として、心配り日々を過ごしてまいりましょう。 この困難な事態にあって、昼夜を問わず感染した方々を救うために尽力されている  医療関係者の方々には心から感謝したいと思います。いつくしみ深い神の守りの手が、医療関係者の上に差し伸べられるように祈りましょう。 

  どうか、祝福に満ちた復活祭を迎えられますように。 以上   (メッセージより抜粋)