豊島教会新聞 2018年3月号 主任司祭 巻頭言
『コンゴ共和国と南スーダンのための祈り 』
主任司祭 アシジの聖フランシスコ 田中 隆弘
教皇フランシスコは2月4日の「お告げの祈り」の集いの中で、四旬節第1週の金曜日にあたる2月23日を、全世界で紛争や
暴力によって苦しむ人々、とくにコンゴ共和国と南スーダンで苦しむ人々のためにささげる祈りと断食の日とするよう呼びかけまし
た。 それぞれの共同体で以下の共同祈願や祈りを用いてお祈りください。 2018年2月19日 日本カトリック典礼委員会
2月23日(金)の朝ミサの中で豊島教会ではお祈りいたしました。 皆さまもこれを参考にしてお祈りしてくだされば、と思います。
「コンゴ共和国と南スーダンのための祈り」
愛と平和の源である神よ、あなたはわたしたちの叫びに耳を傾け、祈りにこたえてくださいます。今日、わたしたちは、紛争や暴力で苦しむ人々、とくにコンゴ共和国と南スーダンで苦しむ人々のために、全世界の人々と心を合わせて祈ります。コンゴ共和国と南スーダンの人々を聖霊によって照らし、力づけてください。悲しみと不安に満ちた心に、慰めと希望の光が注がれますように。両国の指導者、そして全世界の指導者が、与えられた使命を正しく果たすことができるよう導いてください。不正を退け、まことの秩序と平和を実現し、人々が安心して暮らせる日々を取り戻すために最善を尽くすことができますように。いつくしみ深い神よ、今日、まことの平和を願ってささげるわたしたちの祈りと断食を受け入れてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。