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豊島教会新聞 2020年3月号 主任司祭 巻頭言

 

カトリック東京大司教区の皆様

 

   『新型コロナウイルス感染症に伴う、公開のミサ中止について』

                                                 

 カトリック東京大司教区 大司教 菊地功
  2020年2月25日

        

       新型コロナウイルスによる感染症の拡大と重篤な症例が報告されるに至り、一昨日には厚生労働省の専門家会議から具体的な見解が示されました。

感染が拡大する時期にあって、国の専門家会議は、今後、一から二週間が感染拡大のスピードを抑えられるかどうかの瀬戸際だという見解を示し、大多数が集まり濃厚な接触の可能性のある集会などの自粛が求められています。すでに東京教区では、第一次と第二次の注意喚起をもって、感染拡大のための対策を講じてきましたが、さらに感染が拡大し多くのかたの生命が危険にさらされる可能性が出てきました。感染拡大の危険を軽減し生命を守るために、教会としてもこの重要な二週間にあってはこれまでにない対策を講じる必要があると判断いたしました。        
        そこで、考えられる様々なリスクを避けるため、以下のように対応を定めましたので、第一次と第二次の注意喚起とともに、具体的な対応をお願いいたします。 

 

        *2月27日(木)から3月14日(土)まで、公開のミサを原則として中止します。

      *特に3月1日と8日の主日にあっては、小教区をはじめ、定期的に不特定多

          数 の信徒が参集して主日ミサが行われている施設では、公開のミサを原

          則として中止にします。                 

 

 

『新型コロナウィルス感染症に伴う、行事の中止について』  2月26日  

       カトリック東京大司教区では、東日本大震災が発生した3月11日(水)午後に、今年も 「思いつづける3.11〜 犠牲者・被災者・避難者のために祈る集い〜」 の開催を予定しておりました。 しかし、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、2月25日に発表いたしました東京大司教区の方針に則り、大変残念ではありますが、第1部 「福島 から語る」 の講演会と 第2部 「追悼・復興祈念ミサ」 共に中止することを決定いたしました。

        大震災発生から9年目を迎える今年、ともに集って祈りの時を持つことができないことは大変残念です。東北は復興の10年目に入ります。 様々な立場から、復興のために力を尽くしている多くの人たち、歩みをともにする多くの人たち、そして何よりも東北で生きている多くの方々とともに、3月11日には、皆様それぞれの場所で、祈りを 捧げてくださいますようにお願いいたします。 大震災・原発事故とその関連で亡くなられた方々、今も苦しい状況に 置かれている方々を心にとめ、主の導きによって希望の光が輝き渡りますように、ともに祈りましょう。 

 

          『 主任司祭 田中隆弘神父様より 』

 

2020年2月29日から3月9日まで イスラエル巡礼を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によりイスラエルに 韓国人と日本人は入国拒否となり急遽 行くことが出来なくなり、11月初旬に延期となりました。